映画「ダイアナ」は、1995年のロンドンから始まり、ダイアナが心臓外科医ハスナット・カーンと出会って関係を深め、別れに向かう流れと、1997年8月31日の事故までを描いています。
この記事では、あらすじを結末までネタバレで書きます。
そのうえで、どこで観られるのかも書きます。
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映画「ダイアナ」解説



映画「ダイアナ」は2013年のイギリス映画で、監督はオリヴァー・ヒルシュビーゲルです。
物語は、結婚生活の終わりと恋愛の始まりを同じ時間に重ねます。
公務や慈善活動の場面も出ますが、映画はニュース映像の再現より、ダイアナの私生活の動きに寄せています。
病院で交わす短い会話、変装して出かける夜、電話が鳴らない時間が、続けて描かれます。
キャスト
- ダイアナ:ナオミ・ワッツ
- ハスナット・カーン:ナヴィーン・アンドリュース
- ドディ・アルファイド:キャス・アンバー
- ウーナ・トッフォロ:ジェラルディン・ジェームズ
- パトリック・ジェフソン:チャールズ・エドワーズ
映画「ダイアナ」あらすじ・ネタバレ
1995年、ロンドン。
ダイアナはチャールズと別居して3年が経ち、ケンジントン宮殿で暮らしています。
子どもたちと離れて過ごす日も多く、宮殿の部屋は広いのに音が少ない時間が続きます。
友人ウーナ・トッフォロから「夫の容態が良くない」と連絡が入り、ダイアナはケンジントン病院へ向かいます。
病室でウーナ・トッフォロを慰める場面に、心臓外科医ハスナット・カーンが現れます。
ハスナット・カーンの話し方は丁寧で、目線はぶれません。
ダイアナはその場で好印象を持ち、後日、携帯電話番号を渡します。
変装の恋とBBCの番組
ハスナット・カーンは目立つことを嫌がります。
ダイアナは帽子やサングラスで顔を隠し、街で会うようになります。
ファストフード店で落ち合い、車の後部座席にハスナット・カーンを乗せて、パパラッチの目を避けてケンジントン宮殿へ帰る夜も出てきます。
1995年11月20日、ダイアナはBBCのインタビュー番組に出演します。
番組内で自傷行為や結婚生活の苦しさを話し、国民の前で私生活を明かします。
宮殿の中でも外でも、反応は割れます。
ダイアナの顔は強気に見えるのに、帰宅後の動きは落ち着きません。
ハスナット・カーンと会う時間が、支えになっていきます。
離婚後の生活と報道
ハスナット・カーンとの関係が1年ほど続いたころ、ダイアナはチャールズと離婚します。
慈善活動にも力を入れ、予定表は埋まっていきます。
ハスナット・カーンも表向きは理解を示します。
ところが、マスコミが2人の関係を嗅ぎつけ、大きく報道します。
ダイアナは否定し、ハスナット・カーンを守ろうとしますが、ハスナット・カーンは面目をつぶされた形になり怒ります。
「人生が違いすぎる」と言われ、別れ話になります。
ダイアナは連絡を試みますが返事は来ません。
それでも関係は完全には切れず、また会う流れになります。
パキスタン訪問と結婚
ハスナット・カーンは家族から結婚を急かされていました。
ダイアナはハスナット・カーンの故郷パキスタンのラホールを訪ねます。
親族は歓迎しますが、母親は国同士の歴史を理由に拒みます。
ラホールの大家族の暮らしを見て、ダイアナは「海外で暮らして結婚する」という計画を具体的に考え始めます。
ここから、ダイアナの行動が少し焦った形になります。
ハスナット・カーンの仕事の現場、家族の目、マスコミの目が同時に絡み、逃げ道が減っていきます。
すれ違いの決定打
慈善活動でイタリアのリミニを訪れた夜、ダイアナはパーティーで心臓外科医クリスチャン・バーナード教授に会い、ハスナット・カーンの就職先を紹介してほしいと頼みます。
結婚を見据えた動きですが、ハスナット・カーンにとっては勝手に仕事へ踏み込まれた形になります。
ハスナット・カーンは激怒し、医師としての誇りを理由に拒みます。
ダイアナはケンジントン宮殿で1人泣きます。
しばらくしてハスナット・カーンが現れ、「君なしでは生きていけない」と言い、関係が戻ったように見えます。
ただ、親族から結婚を反対され、ハスナット・カーンは夜の公園で話をします。
ハスナット・カーンは言葉を濁し、ダイアナは結論を引き出せません。
ダイアナは怒り、「これでおしまい」と叫んで走り去ります。
ここで2人の道が大きく離れます。
結末の時間
その後、ダイアナはドディ・アルファイドと過ごします。
エジプトの大富豪の息子で、クルーザーでサルデーニャ島へ出かける場面が出ます。
マスコミに写真を撮らせる動きもあり、ハスナット・カーンへの当てつけに見える空気も混ざります。
それでもダイアナは慈善活動を続け、ハスナット・カーンの留守番電話に「連絡がほしい」とメッセージを残します。
返事はありません。
1997年8月31日、パリ。
ダイアナはホテルの部屋に携帯電話を置いたまま外へ出ます。
未明、ハスナット・カーンは突然目を覚まします。
電話の呼び出し音が鳴り、窓の外の街の明かりが点き始めます。
電話の内容は、ダイアナがパリ市内の病院で死亡したという知らせです。
イギリスでは人々が花束を持ってケンジントン宮殿に集まります。
宮殿前に積まれる花の量が増え、足の踏み場が狭くなります。
ハスナット・カーンも花を手向け、手紙を添えてその場を去ります。
最後に字幕で、ダイアナの死から3か月後に対人地雷の禁止条約が成立したことが示され、映画は終わります。
映画「ダイアナ」感想
映画「ダイアナ」を観て、最初に思ったのは「この映画、王室の話というより、電話が鳴らない夜の話だな」でした。豪華なドレスやニュース映像の再現を期待して観ると、肩すかしを食らうかもしれません。映画が見せるのは、ケンジントン宮殿の部屋で一人になったダイアナの時間と、病院の廊下でハスナット・カーンに出会ってからの、恋愛の細い揺れでした。
ハスナット・カーンとの出会いの場面は、すごく地味なのに印象に残りました。ウーナの見舞いで病院へ行って、そこで医師が現れて、ただ普通に話す。それだけなのに、ダイアナの目が少しだけ変わるのが分かります。あの「この人なら自分をダイアナとして見ないかもしれない」という期待が、顔に出る瞬間があるんです。ナオミ・ワッツの表情の使い方がそこだけ妙に細かい。
変装して会う場面も、ロマンチックというより疲れが勝ちました。ファストフード店で落ち合って、車の後部座席に隠して帰る。あれって恋のドキドキより、逃げの手順に見えるんですよね。会うだけで作業が増える。会いたいのに、会うために嘘が増える。そこがずっと苦いです。
BBCのインタビューの場面も、スカッとする話としては描かれていないのが良かったです。言いたいことを言って終わり、じゃなくて、言ったあとに残る空気のほうが重い。強いことを言った人が、帰ってから一人になると急に弱く見える。そこがこの映画のダイアナの見え方でした。
自分が一番きつかったのは、結婚の話が具体的になっていくあたりです。パキスタンのラホールへ行く場面って、観光じゃないですよね。生活の話をしに行っている。歓迎される部分と、母親に拒絶される部分が並ぶのも現実っぽい。あの空気の中で「いつか海外へ移住して結婚しよう」と考え始めるのが、希望というより焦りに見えてしまいました。
そして決定打になるのが、イタリアのパーティーでの就職先の話です。ダイアナとしては未来のために動いたつもりなのに、ハスナット・カーンからすると「勝手に仕事を動かされた」と感じる。あそこ、どっちの言い分も分かるから余計にしんどい。ハスナット・カーンの怒り方も、勢いで怒鳴るというより、価値観が折れた感じで冷たくなるのが怖かったです。
別れの場面も、はっきり「終わり」と言い切らないまま進むのが苦いです。夜の公園で言葉が濁って、ダイアナが怒って走り去る。あの場面は恋愛ドラマとしてはありがちなのに、ここまで積み重ねた後だと、ただの喧嘩に見えません。ダイアナが怒っているのは、答えが出ないことより、答えが出ないまま時間だけ過ぎることへの怒りに見えました。
ドディとの場面は、正直、甘く見せていないのが良かったです。クルーザーや写真やパーティーは出るけど、ダイアナの目が「ここに完全にいる」感じがしない。留守番電話に連絡を残すのも、まだハスナット・カーンを引きずっているのが分かります。
ラストは、携帯電話を置いたまま出ていくところが一番こわかったです。派手な事故の再現より、その直前の小さな動きのほうが残ります。ハスナット・カーンが未明に目を覚まして、電話が鳴って、街の明かりが一斉に灯る。あの場面は、事故の瞬間を見せないのに、体が冷えました。
全体の感想としては、映画「ダイアナ」は「英雄を称える映画」ではないです。ダイアナを完璧な人物にもしないし、悪い人物にもしていない。恋愛の中で焦って、間違って、泣いて、また立ち上がる。そういう一人の人の顔を見せようとしている映画に見えました。観終わって気持ちよく泣く感じではないけど、嫌な残り方をするぶん、頭には残りました。
映画「ダイアナ」どこで見れる?配信サービスも解説
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まとめ
映画「ダイアナ」は、王室の出来事を大きく追う作品ではありません。
病院でハスナット・カーンと出会い、変装して会い、報道で関係が崩れ、結婚の話で衝突し、最後に別れが決定的になります。
その後、ドディ・アルファイドと過ごす場面も出ますが、ハスナット・カーンへの未練が消えた描き方ではありません。
結末は、パリでの事故の知らせまで。
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