映画「ハリエット」あらすじ・ネタバレ!感想や無料視聴の方法も紹介

映画「ハリエット」あらすじ・ネタバレ!感想や無料視聴の方法も紹介
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2019年公開のアメリカ映画『ハリエット(原題:Harriet)』は、奴隷解放運動の象徴ハリエット・タブマンの実話を描いた伝記ドラマです。

アメリカ史上、白人が黒人を「商品」として扱った奴隷制度。

その残酷な現実の中で、自らの自由を手にし、さらに仲間を救うために命を懸けた女性がいました。

勇気と信仰、そして不屈の精神を描いた本作は、多くの観客に深い感動を与えています。

主演のシンシア・エリヴォは圧倒的な演技でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。

監督は『キャンディマン』のケイシー・レモンズ。

奴隷解放の“モーゼ”と呼ばれた女性の生涯を、壮大なスケールで描き出します。

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目次

映画「ハリエット」解説

  • 公開年:2019年
  • 製作国:アメリカ
  • 監督:ケイシー・レモンズ
  • 脚本:ケイシー・レモンズ、グレゴリー・アレン・ハワード
  • ジャンル:歴史ドラマ/伝記/ノンフィクション
  • 上映時間:125分
  • 評価:アカデミー賞主演女優賞・歌曲賞ノミネート

奴隷制度が合法だった19世紀のアメリカ。

この時代に生まれ、鎖を断ち切った女性ハリエット・タブマン(1820年頃 – 1913年)は、のちに“黒人のモーゼ”と呼ばれました。

神への信仰を支えに、危険な奴隷逃亡ルート「地下鉄道(アンダーグラウンド・レールロード)」を使って300人以上の奴隷を自由へ導いたといわれています。

その功績が称えられ、ハリエットの肖像は2024年よりアメリカ20ドル紙幣に採用予定です。

 

キャスト

  • シンシア・エリヴォ … ハリエット・タブマン(ミンティ)
  • レスリー・オドム・Jr … ウィリアム・スティル(奴隷解放組織の指導者)
  • ジョー・アルウィン … ギデオン・ブローダス(ハリエットを支配する白人青年)
  • ジャネール・モネイ … マリー・ブキャナン(自由黒人の女性)
  • クラーク・ピータース … ベン・ロス(ハリエットの父)
  • ヴァネッサ・ベル・キャロウェイ … リット・ロス(ハリエットの母)
  • ヴォンディ・カーティス=ホール … グリーン牧師
    ほか

主演のシンシア・エリヴォはブロードウェイ出身の実力派。

演技と歌唱は映画の魂とも言える存在です。

音楽面でもオリジナル曲「Stand Up」が高く評価され、心を揺さぶるクライマックスを飾ります。

 

映画「ハリエット」あらすじ・ネタバレ

映画「ハリエット」あらすじ・ネタバレ!感想や無料視聴の方法も紹介

物語の舞台は1849年、アメリカ・メリーランド州。

奴隷として生まれたハリエット・ロス(のちのハリエット・タブマン)は、白人農園主ブローダス家に仕えていました。

結婚相手は自由黒人のジョン・タブマンでしたが、当時の法律では夫が自由であっても妻の身分は奴隷のままでした。

ある日、ブローダス家の当主が亡くなり、遺産整理の結果、ハリエットが南部へ売りに出されることが決まります。

南部へ送られれば二度と家族や夫に会えないと悟り、ハリエットは命懸けで逃亡することを決意します。

夜の闇に紛れ、追っ手や猟犬をかわしながら約160km先のペンシルベニア州フィラデルフィアを目指しました。

川を渡り、森を抜け、満身創痍になりながらもついに自由州へと到達します。

その瞬間、ハリエットは生まれて初めて“自由な人間”として立つことができました。

 

新たな名と使命の始まり

フィラデルフィアに到着したハリエットは、奴隷制度廃止運動家ウィリアム・スティルと出会います。

スティルは「地下鉄道(アンダーグラウンド・レイルロード)」と呼ばれる逃亡奴隷支援ネットワークの中心人物でした。

スティルの助言で、ハリエットは身分を隠すために新しい名前を名乗ることにします。

こうして「ハリエット・タブマン」として新たな人生を歩み始めます。

しかし自由を得ても、南部に残してきた家族のことが心から離れません。

安全な暮らしよりも、大切な人たちを救いたいという思いが強くなり、再び命を懸けて奴隷州へ戻る決意をします。

 

地下鉄道の伝説「モーゼ」

ハリエットは、奴隷として苦しむ仲間たちを救い出すため、秘密裏に南部へ何度も潜入します。

夜の森を進み、追っ手を避けながら北へ導く姿は、やがて奴隷たちの間で「モーゼ(自由へ導く者)」と呼ばれるようになります。

逃亡の途中では多くの危険が待ち受けていました。

仲間の裏切り、罠、そして1850年に制定された「逃亡奴隷法」によって、北部でも逃亡奴隷が捕らえられるリスクが高まります。

それでもハリエットは決して諦めませんでした。

深い信仰と強い意志を支えにしながら、「神が示す道に従う」と信じて前へ進み続けます。

導く途中では銃を携えて行動し、恐怖で引き返そうとする者には「自由か死か、どちらかを選びなさい」と語りかけました。

その厳しさと勇気ある行動は、仲間たちの命を守るための決意の表れでもありました。

 

家族との再会とさらなる闘い

危険な潜入を繰り返した末に、ついに家族を救い出すことに成功します。

しかし自由州に戻ると、夫ジョンはすでに別の女性と再婚していました。

長い旅路の果てに待っていた現実は、ハリエットにとって大きな痛みとなります。

それでも歩みを止めることはありませんでした。

ハリエットはさらに多くの奴隷を救うために活動範囲を広げ、奴隷解放運動の象徴的存在となります。

やがて南北戦争が始まると、北軍に協力してスパイや偵察隊の指揮官として活躍します。

実際の史実でも、ハリエット・タブマンは女性として初めて軍事作戦を指揮し、700人以上の奴隷を解放したと伝えられています。

映画では、この功績がクライマックスとして描かれ、自由を勝ち取るために戦い抜いた生涯が感動的に締めくくられます。

 

信仰に生きた人生

物語の終盤では、戦争が終わった後の晩年のハリエットが登場します。

過酷な過去を振り返りながらも、神の導きによって自分の人生を歩んできたことを穏やかに語ります。

「神が与えた使命を果たした」と語る姿には、静かな誇りと強さが感じられます。

映画『ハリエット』は、単なる歴史映画ではなく、人間の尊厳と信仰、そして自由への情熱を描いた物語です。

奴隷制度という圧倒的な不条理の中で、たった一人の黒人女性が歴史を動かしたという事実を、観る人に深く訴えかける作品となっています。

 

映画「ハリエット」感想

正直、最初にこの映画の予告を見たとき、「また歴史ものか」と思っていたんです。重たいテーマだし、難しそうだなって。

でも実際に観てみたら、その印象は一瞬で変わりました。

ハリエット・タブマンという女性の生き方があまりにもまっすぐで、強くて、見終わったあとも心がざわざわして止まりませんでした。

奴隷として生まれ、何も自由にできなかったハリエット。

でも“神が導く”という信念のもとに、たった一人で逃げ出す場面から物語は一気に引き込まれました。

真っ暗な森の中で息をひそめながら、川を渡っていくシーン。あの緊張感と、夜明けの光の中でやっと自由をつかむ瞬間は、涙が出るほど美しかったです。

怖さや絶望の中でも、信仰の力を心の支えにして前へ進む姿が本当に印象的でした。

ハリエットにとって“自由”って単なる逃避じゃなくて、「神に与えられた生きる権利」だったんだと思います。

逃げ延びたあとも、自分だけが自由で満足せず、再び奴隷州に戻って仲間を救う。

普通なら絶対に戻りたくない場所に、何度も命がけで向かうなんて信じられませんよね。

仲間が途中で怖くなって「もうやめたい」と言っても、「自由か死か」と言い切る強さ。

その言葉にこめられた覚悟が、観ているこちらにも刺さります。

ハリエットが“モーゼ”と呼ばれた理由が、映画を見終わるころには心から納得できました。

助けた人の数が100人を超えるなんて、まさに伝説ですよね。

しかもそれが、信仰と正義感だけを頼りにした女性の実話だというのが本当にすごいです。

この映画、映像の美しさも印象的でした。

森の中を進むときの静寂、月明かりに照らされる表情、そして最後に光に包まれるような演出。

まるで“神の導き”そのものを表しているように感じました。

主演のシンシア・エリヴォの演技も圧巻でした。

目の奥にある怒りや恐怖、そして信念が、セリフよりもずっと雄弁に語ってくるんです。

エンドロールで流れるエリヴォ本人の歌声(主題歌「Stand Up」)も、本当に鳥肌が立ちました。

この映画を締めくくるのにふさわしい、魂のこもった歌です。

観終わって一番強く感じたのは、「自由」って言葉の重みです。

現代に生きる自分たちは、当たり前のように自由を手にしています。

でも、その当たり前がどれだけの犠牲と勇気の上にあるのか――ハリエットの生き方を通して突きつけられました。

この映画を観てから、“自分の信念を貫く”ことの意味が少し変わった気がします。

どんな時代、どんな境遇でも、自分の信じる正しさを貫く人間の姿って、やっぱり美しいですね。

 

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まとめ

映画『ハリエット』は、自由を求めて奴隷の身分から脱走し、後に多くの人々を救い出した実在の女性ハリエット・タブマンの強さと勇気を描いた感動作です。

作品全体を通して、信念を貫くことの尊さや、恐怖よりも愛と希望を選ぶ力の大きさを感じることができます。

歴史映画でありながら、今を生きる私たちにも深く響くテーマを持つ一本です。

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